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コウノトリ目トキ科トキ属
和  名 トキ(朱鷺あるいは鴇と書くこともある)
形  態 全長約75センチ。後頭部に冠毛があり全身ほぼ白色であるが、風切羽、尾羽などに独特の淡紅色(トキ色)が見られる。顔の部分には羽毛がなく、脚部と顔は遠くからでもはっきりわかるほど鮮やかな赤色である。
生  態 田園などに生息する小魚やカニ、ザリガニ、昆虫類などを採餌。山間の水田や渓流などを餌場とし、大木の樹上に営巣。3月〜4月ごろ産卵。営巣、抱卵、育雛ともつがいの雌雄共同でおこなう。繁殖期には頭部および背が濃い灰色となる。
生息状況 東アジア原産種で、かつてはシベリア東南部、中国東北、中央、東南部、朝鮮、台湾、日本全国などに広く生息したが、現在ほとんど絶滅したと考えられ、日本の佐渡に老齢のただ1羽、および中国陝西省に若干数が生息するのみとなっている。
すでに野生状態での増加は絶望的である。中国側の協力により日本で誕生したひなに今後の期待がかけられている。



企画:アーティストワークスLamp
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